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2005年5月 4日

●vol.32:「CASSHERN」を見た

連休対策4本目(*1)。「CASSHERN」を見た。
宇多田ヒカルの旦那様であり、彼女の「traveling」や「光」のPVの監督としても知られる、紀里谷和明氏の第1回監督作品。

この作品の原作、いや”モチーフ”となっている、「新造人間キャシャーン」(*2)を見ていた世代ではないので、先入観なしに見ることができた。
実は、これを映画館で見た人から「あれは『キャシャーン』とは別物だ」と聞かされていた。「新造人間キャシャーン」を見ていた人からすると、かなり違和感があるようだ。

では、全く見たことが無かった私はどうだったのか。
・・・実は、それ以前の問題だったりする。
役者は豪華で、スケールも壮大で、さすが紀里谷監督だけあって映像にこだわりを感じるし、戦場のシーンも痛々しく激しいが美しい。
人の命の尊さや儚さ、そして争いや権力の愚かさを描いた、そのテーマ性も崇高だ。
しかし、表面がきれい過ぎたのか、140分あまりという作品の長さからか、途中で飽きて来てしまった。終わりの30分は2倍速にしてしまった。

それにこのDVD、特典映像が予告編しかない。あの紀里谷監督の作品なのに。
なんか残念だなぁ。うん。残念としか、感想が出ないのも寂しいが。

みたもの→

公式サイト→http://www.casshern.com/

「新造人間キャシャーン」の映像をネットで見たい人は→http://www.aii.co.jp/contents/tatunoko/cas/index.html

宇多田ヒカル「traveling」PVのDVD→
*1:1〜3本目は、vol.29・vol.30・vol.31を参照。
*2:フジテレビ系で、1973年10月2日〜1974年6月25日まで放送。30分番組。全35回。

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