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The list of "聴いた!"
vol.122:「NORITAKE GUIDE III」初日!
vol.106:「Coward」についてもう少し書いてみる
vol.104:「第3次ENDLI祭り」開幕(「Coward」聴いてみた)
vol.92:梅の季節に舞う桜

2006年5月20日

●vol.122:「NORITAKE GUIDE III」初日!

ついに!この日がっ!!!
「NORITAKE GUIDE III 9975 PARTY LIVE」初日。

具体的な感想や、内容は下の方に書くことにする。

とりあえず、私が会場で見かけた有名人はこちら
・・・勝俣州和さん、堀内健さん(ネプチューン)、吉田秀彦さん、AIさん、田村淳さん(ロンドンブーツ1号2号)、庄司智春さん(品川庄司)、田川啓二さん(ビーズ界の貴公子!)、オジンオズボーンのお2人、マチコのお2人、ベイビー谷本さん(上木総合研究所) などなど。
※10カラットメンバーは他にも来ていたらしい・・・・


※ネタばれが嫌な方は、下記以降は読まないでください。

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2006年3月 6日

●vol.106:「Coward」についてもう少し書いてみる

ENDLIさんの1stAlbum「Coward」を手にして6日目。
ひたすら繰り返し聴いている。

これ、面白すぎる。
これまでの堂本剛名義での作品もファンとしての欲目はあるものの、いい作品だったと思う。
しかし、「面白い」とまで思ったことはない。
断っておくけど、「面白い」と言っても、ギャグとかの「面白い」とは違う。
剛さん自身が嬉々として音楽を創っている様が目に浮かぶような、チャレンジャーなサウンドがいっぱいなのだ。
そんなにたくさんの音楽を聴いてきたわけではないけれど、初めて耳にするようなアレンジとかが1枚にたくさん詰まっていて、「こういう音楽ってアリなんだな」という発見がある。

それに、剛さんの書く歌詞(中には「詩」だという人もいる)は比喩を多用していて難解であることが特徴だけど、相変わらず難解で深く読み込んでいかないと腑に落ちてこないものの、公式サイトでセルフライナーノーツが掲載されるなどしていて、これまでの中では、一番わかりやすいものになっているように思う。
ENDLI名義にしたことで、いい意味でファンへの遠慮がなくなった、と雑誌などで語っているだけに、アレンジも歌詞も遠慮が無いからかもしれない。
やりたいこと、言いたいことが、これまでよりもストレートに出せているのが、今回の「Coward」なんだと思う。

でも、もしそうなら、この仕上がりを見る(聴く)と、「なんで今まで遠慮してたの?」と思う。
剛さん考えすぎだよ、と。
とは言え、「Coward」に関わっているミュージシャンやアレンジャーが「【si:】」のメンバーとかなり被っているところを見ると、「【si:】」がなければ「Coward」もここまでにならなかった、と考えることもできる。
とりあえず、ENDLIを立ち上げたことで、剛さん自身が今後はあれこれ考えなくてもよくなったとしたら、これからが俄然楽しみというものだ。

今のところ、ENDLI名義の作品は、これまでの堂本剛名義の作品よりも売れ行きはよくないみたい。
本当は、これまでに以上にたくさん聴いてもらわなければ手にとってもらいにくい、今回のような「音重視」の作品は逆に露出(TVより、FMラジオ重視がいいと思う)をすべきなのに、KinKiの番組では当然一切告知はしないし。
やはりENDLI自体が知られていない。
これまで出たことの無い音楽雑誌に掲載されるなどしても、その影響はあまり多くを望めないだろう。
従来からのファンが購入してしまえば、本来の読者であるコアな音楽ファンに読んでもらうチャンスを減らしてしまうから。
ファンが喜ぶような、いい写真が多すぎる(苦笑)。もっと、活字ばっかりの方がいいんじゃないの?と思ったくらい。
出版社は売り切れ続出で嬉しいだろうけど。

とは言え、売れる売れない、といったことは、現時点ではあまり意味を成さないような気がする。
むしろ「Coward」は売れなくてもいいのかもしれない。
これまで、参加した全ユニット(KinKi・J-FRIENDS・堂本剛・トラジハイジ・ENDLI)のデビュー作が初登場1位。
でも、本当に大事なのは、時間をかけてでも、多くの人に聴いてもらうことで、ファンが発売日に買って、それ以降はチャートを急降下・・・っていう、いつものパターンでは、せっかくの作品が勿体ない。
それに、今後もっとすごい作品が出た時に「私は最初から目を付けてたもんね!」って自慢できるかもしれないし(^_-)

楽曲のことを全然書いてなかった(^^ゞ
vol.104で「グッと来た」と書いた曲と、おまけに何曲か私なりの独断と偏見と勘違いに満ちたレビューを・・・

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2006年3月 1日

●vol.104:「第3次ENDLI祭り」開幕(「Coward」聴いてみた)

ついに開幕!って私の中でだけど。
3/1発売のENDLICHERI☆ENDLICHERIの1stAlbum「Coward」を早速購入。
全曲通して聴いてみた。

全体と通して一言で言えば・・・「ENDLIさんの頭の中ってどんなんなっちゃってんの?」って感じ。
どれもこれも一筋縄ではいかない。
もともと、歌詞は比喩や独特の言い回しが多かったけれど、メロディといい、アレンジといい、曲全体が予想もつかない方向に行っちゃったりする。
このプロジェクト発足、プロモーションの方法、ライブチケットの販売・・・あらゆる部分で、予測不能で踊らされている(それで私は楽しんでいる)けれど、やっぱり肝心の楽曲もそうだった。
いい感じで踊らせてくれます。ENDLIさん。
深ーい深い世界観の曲に混じり、別の意味での踊る(体を揺らす)ってことでも、ノリのいい曲入ってるし。

ENDLI氏(堂本剛名義もそうだけど)の曲は歌詞を「読む」のも楽しい。
この楽しみを教えてくれたのは、剛さん。
ちゃんと「意思」を感じる文章になっている。ストーリーもあるし。
最初は、複雑な感じがして、もっと平易な書き方をすれば、一般受けするのに・・・なんて思ってたけど、今はこれが気持ちいい。

もし、気になってレンタル屋さんや、CDショップで手に取ろうとするのであれば、初回版でなく、まずは通常版を。
通常版にだけ入っている曲が1曲あるから。
初回版は、「ソメイヨシノ」のPVのDVDと、ENDLIさんデザインの紙模型が入っていて、それはそれとしてファンは楽しめるけど、音楽を楽しみたいのなら、最初は絶対通常版。

私の場合、曲を聴く為に通常版を、記念に初回版。
都合2枚買うことになるけれど、大人なんだから、これくらいの出費は痛くない。
本当は、通常版のCDにDVDと紙模型が付いたものを初回にして、通常版はCDだけ、っていう風にすればいいのに・・・とは思うけど、こういうのも「オトナノツゴウ」で行われること。なんともしようがない。
たぶん、これはENDLI氏自身もどうしようもないことだと思うし。
これを「汚いやり方だ」と言われないように、渾身の作である1stが出たばかりであるけれども、常に渾身の力を振り絞って作品を生み出さなければならない。
いい作品であれば、そんな本質から外れた議論など無用なものになるはずだ。

で、「Coward」(通常版)の収録曲・・・

M01.ENDLICHER☆ENDLICHERI(inst)
M02.故意
M03.雄
M04.闇喰いWind
M05.a happy love word
M06.16
M07.Chance Comes Knocking.(inst)
M08.御伽噺
M09.Six Pack
M10.ソメイヨシノ(album version)
M11.Coward(inst)
M12.美しく在る為に ※通常版のみ収録
M13.これだけの日を跨いで来たのだから

堂本剛名義の2ndAlbum「[si:]」でもinstの曲が3曲入っているんだけど、いつか全部instのAlbumとかライブとかやっちゃう日が来るんじゃないか?って思ってしまったりする。

はっきり言って、私は「[si:]」よりも好き。「[si:]」も好きなんだけど、もっと好き。っていうかいい!
ENDLIの公式サイト(*1)で予め視聴していたけれど、その時点でワクワク感倍増だったし、期待していた以上のものだった。
より個性が強い作品になったから、好き嫌いはわかれるんだろうけど。

私は、「故意」「SixPack」「Chance Comes Knocking.」「美しく在る為に」が今のところ直感でグッと来た。
「ソメイヨシノ」もそうなんだけど、何度も聴けば聴くほど世界が理解できてきて、好きになっていく曲が多いENDLI氏の作品なので、また好きな曲はどんどん増えていくだろうけど。

しばらく、ENDLIの話題が続く気配。
まだ書き足りなかったりする・・・。

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2006年2月 4日

●vol.92:梅の季節に舞う桜

今日の「ミュージックステーション」で、ENDLICHERI☆ENDLICHERIとしての剛さんテレビ初登場。
ENDLIの公式サイトのセルフライナーノーツで既に紹介されていた、母上とのエピソードを話していたけれど、なんだか、剛さん感極まってたような。
緊張?母上への想い?

「想いが強すぎて曲にするのが怖かった」

それだけでも「ソメイヨシノ」への思い入れは、100%とはいかないのかも知れないけど、受け取れたような気がする。
歌を聴き終わっても、震えが止まらなかった。

ソメイヨシノ」の私の抱くイメージは、眩しい位の桜の花吹雪が目の前を嵐のように過ぎ去った後の静寂と空虚感。
なぜか、歌詞のような、はらはらと散り行く花弁って感じではないのだ。
それは、何かを失うことの怖さ、からなのだろうか。
この曲を聞いて、ふと思い出したフレーズがある。

「生きることの意味、死ぬことの答え」

かつてKinKiが共演したドラマ「若葉のころ」のオープニングで流れた剛さんのナレーションだ。

・・・ENDLIくんは奇想天外、神出鬼没。

シングルが発売になったと思ったら、3月中旬から5月中旬までの64日間、横浜の特設会場で、46ステージ(毎日はできないので64ではない)のロングランコンサートをやることが発表されて、またもやバタバタと、アタフタと、この数日。

今回は、ファンクラブ先行予約は無いみたい。
ファンクラブ会員は情報が早く手に入ったけど、条件は非会員も一緒。
「ぴあ」の先行予約もあるし、25日には一般プレイガイドで販売する。

いろいろブログを浮遊していると、『ファンクラブに入っている意味が無い』とか『会場が1箇所じゃ、公式サイトでの「日本と言う大水槽に堂本剛が放つ・・・」とか言ってるのと話が違う』とか、そういう意見も見つけた。
チケット以外でも『堂本剛の名前を伏せているのに、CDジャケットに顔写真が入っているのに違和感がある』とか・・・ファンの中にもすごく戸惑ってる人がいるんだなぁ、と思った。

私はどうかっていうと、今のところ「全肯定」だ。というか、全肯定で行くことにした。
剛さんが表現したい「純然たる堂本剛」って何なのかを知るために。

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