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2006年10月18日

●vol.137:NORITAKE GUIDE SPECIAL

2006年10月18日、渋谷O-EASTで行われた「NORITAKE GUIDE SPECIAL」。
CDやDVDを買ったとしても、無料は無料。
無料イベントにしてはボリュームたっぷりな、これは正しく「ライブ」だった。

O-EAST内はオールスタンディング。ステージと客席が「NORITAKE GUIDE」並みに近い。
整理番号順で中に入った。私は、あまりに近すぎると緊張してしまうので、少し後ろのあたりにポジションをとり、開演を待った。

会場には、とんねるずの昔からのワンフーさんもいれば、クラブファッションに身を包んだHI-Dのファンと見られる人、通り掛かりにイベントがあるのを知って入り口でCDを買って入ってきた人等、いろいろな層の人が集まった。年齢制限も無かったので、お子様連れの方(お母様がワンフーと推測される)もいた。
渋谷のライブハウスで小さい子の声援に反応する、という一見ミスマッチな図も微笑ましく、それが憲さんらしい感じもして何だかよかった。

以下、セットリストとそのときの様子など。
記憶が入れ違っている場合もあろうかと思うので、ご指摘はコメント欄へどうぞ。
[2006/10/22update]



1.憲さん挨拶
ナレーションで憲さんが「お集まり頂きましてありがとうございます」とご挨拶。
PVの紹介。

2.「二人だけの世界」PV
軽井沢で撮影したプロモーションビデオを上映。

3.全員登場
メンバー全員がここで初めて登場する。
憲さんからメンバーに、自己紹介と「あじさいと私」を1分半述べるように言われる。
皆「あじさいと私」については、その場で始めて言われたらしく、困っている様子が可笑しい。
HI-Dは「ここにいることが感無量」とのこと。このあとも何度かライブ中に「感無量」と言っていた。
イタルヴィッチは、当日風邪をひいていて鼻声。「大事なときに何やってんの?」と憲さんに突っ込まれる。
PV撮影時にも風邪をひいており、「プレッシャーに弱くて免疫力が下がってしまう」のだとか。
大平さんは「ペンションのオーナー」と紹介され、ちゃんと「オーナーの大平です」と自己紹介していた。

4.PV監督挨拶
撮影の開始の際、グループ名を「ひまわり」と紹介してしまい、スタッフから「(名前を間違われて)怒っているらしいですよ」と指摘されてはじめて間違って言ってしまったことに気がついたとのこと。
憲さんが名前を言わずに「監督」としか言わなかったので、後で調べてみると、どうやら大物。
B'zや、久保田利伸さんのPVを手がける監督を検索してみると・・・下山天さんらしい。
名前は知っていたものの、お顔を存じ上げなかったもので(汗)
※間違っていたら、ご指摘願います!!

5.作曲者・EQ挨拶
HI-Dによれば、滅多にお客さんの前に出ないそうで、「NORITAKE GUIDE III」のときも、せいぜい客席からの挨拶(会釈)程度だったのが、今回はステージに上がって挨拶。
自転車で何処にでも行ってしまう(憲さん談)人らしい。
ここで、重大な事実が発覚。
「二人だけの世界」は、「あじさい」の為のオリジナル曲ではなく、EQの友人の結婚式の為に作ったものだったことを告白。
憲さんは知らなかったのか、「それは(ワイドショーのカメラも入っているし)言わない方が・・・」と、改めて「これは・・・?」と聞くと、EQは「憲さんの為です」。終始緊張気味だった。
ちなみに、他の2曲は「あじさい」の為の曲とのこと。

6.ポニーキャニオン関沢さんによる「お清め」
ステージ向かって右側にあるサブステージ(?)の幕が開き、関沢さん(*1)登場。
甲高い声で「お清めをさせて頂きますっ!」と、上半身裸になって、日本酒を樽から柄杓ですくい、体に何回か掛け、「ありがとうございましたっ!」と深々と頭を下げ幕が閉まった。
「慣れている感じがムカつく(笑)」と憲さん。

7.憲さんモノマネブロック
リハーサル無しなのに、「ありモノ(音声付VTR)に歌と演奏を乗せてみる」という試み。
「NORITAKE GUIDE III」のDVDにも収録されている「ひとりものまね王座決定戦」の映像&音声にあわせて、メンバーが生演奏をし、憲さんがモノマネをし、HI-Dがコーラスをつける。
曲間に隙間がほとんどない、都合12分間のメドレー。
終わった時には、憲さんは息を切らして、かなりハードそうだった。
「NORITAKE GUIDE III」のDVDの映像との違いとしては、ものまねをしている人の名前のテロップを、DVDでは名前を変えているのに対し、このステージ上ではその人の名前そのものを表示していたこと。
(例えば、DVDでは「MASASHI」、ステージ上では「さだまさし」)

8.とんねるずの歌ブロック
「NORITAKE GUIDE III」とアレンジは同じ感じ。HI-Dがコーラスで入っている。
♪一番偉い人へ
♪迷惑でしょうが・・・・・
♪情けねぇ
「NORTAKE GUIDE III」の時にいた、「なっちゃん人形」はいなかった。
確か、このあたりで言っていたと記憶しているんだけど、憲さんが「石橋社長の機嫌をみて、いつかとんねるずでも歌活動をやりたい。俺はやりたい」と言った。去年・今年の「NORITAKE GUIDE」でも”とんねるずとしての歌活動”の意思について言及したことがあったけど、やはりその想いは強いみたいだ。

9.HI-Dの持ち歌ブロック
「モード変えていいですか?」と上着を脱いでタンクトップになるHI-D。
♪君がいるから(*2)
憲さんは、暑くなってきたのか、上着を脱ぎHI-Dと同じようにタンクトップに。
しかし、蝶タイが取れなかったり、シャツが脱げなかったので、HI-Dが手伝ってあげていた。
HI-Dとの胸板の厚さの違いに、憲さんは思わず腕立て伏せ。
♪Don't Stop(*3)
「この歌は俺がダンサーで・・・」と憲さんが言うと、「(こんな状況は)ありえないから!!」とHI-D。

10.憲さんとHI-Dが好きな歌
「2人は10コも離れているのに同じ曲が好きだった」とこれもリハなしで、というより、2人で歌うこと自体初めてだそうだ。
♪missing(久保田利伸)
ちなみに、憲さんはHI-Dの年齢を遠まわしに言っているけれど、HI-Dは年齢未公表のはず・・・(汗)

11.これは憲さんだけが好きな歌?
♪さよならいとしのBabyBlues(鈴木雅之)
「NORITAKE GUIDE FREE LIVE」以来の披露。HI-Dはコーラスで参加。

12.あじさいブロック
「二人だけの世界」が結婚式にぴったりな歌、ということで、矢吹さんの結婚式(*4)や、とんねるず関連のイベントではおなじみのドライブミュージックの大下さん(*5)の結婚式でも歌ったとのこと。
そこで、近く結婚する予定の人を客席から募ると、1組のカップルが。
来年結婚するという2人をステージに上げてみると、男性の方は、HI-Dの知人だった。結婚することを知らなかったらしく、HI-Dは驚いていた。2人にソファーに掛けてもらい、2人の為に歌う。
♪二人だけの世界
♪ことばなんていらない
♪alone
この辺りで言ったかどうか忘れてしまったんだけど、TNラウンジの会報では、「NORITAKE GUIDE III」での会場の反応として、圧倒的に「二人だけの世界」人気があったとのことだったんだけど、憲さんによれば、実は「alone」の方が1番人気だったそうで、シングルに決まりかけていたところを、憲さんが無理やり変えてしまったのだとか。

13.アンコール
♪二人だけの世界
コーラスを楽器メンバー全員も参加。伴奏は格さんと大平さんのみ。

終ったあと、拍手で更なるアンコールを求めて会場にはしばらくお客さんが残っていた。



約1時間半のライブ。内容が充実していてすごかった。
憲さんも目いっぱい歌っていたので、終わりごろにはかなりお疲れな様子だった。
でも、それが逆に憲さんの本気も伝わってくる感じで、「NORITAKE GUIDE III」の時に言っていた、「新しい目標ができた」っていう言葉を改めて裏付けた感じがした。
HI-Dの「君がいるから」は初めて聞いたんだけど、いいバラードだった。曲の最中、ファンと思われる若い女の子へ目配せとかお手振りをすると、「キャッ」という声が聞こえてきそうな小躍りな様子も見られて、本来のHI-Dのライブってこんな感じ?と思った。
全国ツアーをやりたいって言ってたけど、通常の「NORITAKE GUIDE」よりも大きい(7〜800人は収容可能?)これくらいの大きさの会場を回ってくれたらいいなぁ、と思った。

今回は平日だったので、行けるかどうか微妙だったけれど、幸運なことに見ることができた。感動。
いつもそうなのだけれど、今回は特に、自分を取り巻く環境に恵まれていることを実感。
感謝の心で日々を送らなければ・・・。


*1:ポニーキャニオンの「あじさい」担当で、昔とんねるずの担当でもあった。「NORITAKE GUIDE III」でキャスト紹介の時に、バニーボーイズの三人のうち、左にいた人。
*2:2003年発売の2ndシングル。
君がいるから
*3:2005年発売の3rdアルバム「ME II YOU」に収録。
ME II YOU
*4:「NORITAKE GUIDE III」のDVDの特典映像にも収録。
*5:大下さんは、古くは「こんと いん なえば」で出てくる「チョ」などでもおなじみ。


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