« vol.118:「未来創造堂」第2回(2006年4月14日放送分) | メイン | vol.120:ナポリタンとチェリオ »

2006年4月20日

●vol.119:「明日の記憶」試写会に行って来た

ちょっと前のことになるけど、18日に「明日の記憶」の試写会に行ってきた。
舞台挨拶とかのない、ただ映画を見るだけの試写会。

特別出演だし、原作を読む限り、出番がそう多くはないことはわかっていても、やっぱり大きなスクリーンに映る憲さんが見たい。
なのでチャンスがあれば、と試写会に応募してみた。
で、あまりくじ運がよくない私なのに、今回はなぜか当たった。ビックリした。

・・・内容は原作を読めばわかるし、5月13日公開の映画を見てもらえればわかるので、詳細は書かないけれど、主演の渡辺謙さん自ら起案した作品だけに、体当たりの演技ですごい。
作品のテーマも若年性アルツハイマーに侵された主人公とその家族の描いているので重いし、お目当ての憲さんの出番も思った以上に少ない(原作でも少ないけど、もっと少ない)ので、どっちかというと作品自体をじっくり鑑賞した感じだった。
決して他人事とは言えない世代に入っているので、いろいろ考えさせられたりもしたし。
でも、監督が堤さんだからなのか、たまに重いはずのシーンでクスっと笑えるところがあったりして、ただ重いテーマの映画で終わってなかった。

肝心の憲さんは・・・というと、憲さんが自然体でそのままいる感じ。
「あ、憲さんがいる」って感じだった。
これは私の勘違いかもしれないけど、なんか、他の人より声が大きい(というより「通る」と言った方がいいかも)ので、若干違和感を感じた。
もしかすると、私が憲さんを意識しすぎたからかもしれないけど。

1度見ても、公開されたら、また見に行くんだろうな。
憲さんが出ていなかったとしても、いい作品だと思うから。
主人公の妻役の樋口可南子もすごくいいんだなぁ。

他には、前半しか出ないけど及川ミッチーにも注目した。
ミッチーは淡々としゃべる芝居よりも、感情的な芝居のほうが向いているのかな、と思った。

あと、私的な隠れ名場面は、大滝秀治!この作品の中の、数少ないユーモアの、大半を持っていっているような気がする。
やっぱ名優だ。


トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://nssquare.mods.jp/mt-tb.cgi/168

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)