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2006年2月 8日

●vol.94:音楽への入り口

先週はすっかり「ENDLI祭り」状態だったけど、実はファンの間では、まだ「祭り中」。
ま、そんな話はさておき・・・。

ENDLIがらみで、音楽雑誌を読むことや、ミュージシャンのことを調べたりすることも多くなったけど、私の人生の中で、一番最初に音楽を授けてくれたのは、とんねるちゃん。
親にねだって初めて買ってもらったレコードは、松本伊代の「抱きしめたい」だったけど、理由は不明なので・・・。

初めて聴いた歌手・とんねるちゃんの歌声は、ワンフーになるきっかけをつくった貴さんワンフーのいとこの家で聴いたアルバム「成増」からだった。
その後、何年も経ってから、自分で初めて買ったレコード、もといCDは、とんねるちゃんのアルバム「市川と宮嶋」(*1)。
「成増」から「市川と宮嶋」までは、いとこからのダビングだったり、なぜか両親が頼んでもいないのに「仏滅そだち」のテープ(*2)を買ってきたり、私も「河口湖」のテープを買ってもらったり。
それと、ちょっと前はCDレンタル屋さんも多かったので、「428」や「真塩」(*3)なんかはそっちのお世話に。

今ブームのお笑い芸人さんたちが、記念的に曲を出すのと違って、とんねるずとしては、1996年にシングル「おまえが欲しい」(*4)リリース後、とんと音沙汰がなくなってしまったものの、それまでは、コンサートツアーとかもやっちゃってたし、東京ドーム公演を歌だけ(*5)でやったお笑い芸人なんて、後にも先にも、とんねるちゃんただ1組!!
だから、とんねるちゃんが、私にとっての「初めてファンになった歌手」でもある。

とんねるちゃんには、音楽のジャンルって言うものがない。
大きく言えばポップスになるんだろうけど、音楽性がどうのこうの、という狙いがないから、どんなジャンルの曲でもアリ。
ポップス、演歌、ムード歌謡、ロック、フォーク、スカ、レゲエ、ブルース・・・・・エトセトラエトセトラ。
本当に、いい意味で「こだわり」っていうものが無い。
「ガラガラへびがやってくる」を聴いたサザンオールスターズの桑田佳祐氏が「スカを取り入れるなんて、ずるい」と言ったとか言わないとかなんて話(*6)があるほど。
このこだわりの無い選曲のおかげで、どんなジャンルでも抵抗無く聴くことのできる、土台のようなものが備わったと思っている。

憲さんからの影響で言えば、大きなものは「レゲエ」かな。
もともと、ボブ・マーリーがお好み、という話はよく聞いたけれど、「木梨サイクル」のオープニングで、憲さんが自転車に乗って、移転前の木梨サイクルにやってくる・・・という印象的な映像の後ろに流れていたのが「Could you be loved」。
そして、「木梨ガイド」の初期のオープニングテーマは、Third Worldの「Dancing on the floor」。
何も知らないものだから、初めて聴いたときは、ネットでいろいろ探したなぁ。
ボブ・マーリーは「One Love」くらいしか知らないし(汗)、Third Worldに至っては「誰?」みたいな感じだった。
憲さん絡みになると、何も知らなければ、無性に知りたくなってしまう性分なので、両方とも、当時入手できるアルバムやコンピレーションアルバムを買ってしまった。

他の影響と言えば「コモエスタ赤坂」とか「足手まとい」とかのムード歌謡ね。
カラオケで歌ったら、上司に大変喜ばれた(笑)

最近は憲さんからの新しい「授かり物」は無いなぁ。
そういえば、2004年の「NORITAKE GUIDE FREE LIVE」で流れた「Could you be loved」のリミックスみたいな曲は誰のだったんだろう?
あれは手に入れたい!

Legend
Bob Marley & the Wailers
B0000669JL

*1:1989年作品。タイトルは、当時の2人のマネージャーの苗字。
*2:当時、ウチにCDプレーヤーがなかったもんで・・・。昔は、レコードとテープでしたね。
*3:企画版のテープで、音だけのコント集みたいなものでした。ちなみに、「真塩」というのは、当時のポニーキャニオンの部長さんの苗字。
*4:TBSドラマ「愛とは決して後悔しないこと」主題歌。主演:緒方直人、大塚寧々。
*5:今でも忘れない、1989年11月7日。かなり感動モノでした。ちょっとだけ寸劇もありましたが。「TUNNELS NO TEUCHI LIVE PART1」/「TUNNELS NO TEUCHI LIVE PART2」。
*6:あのころ、オールナイトニッポンで貴さんが桑田さんから直接聞いた・・・と言っていたように記憶してます。


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1985年11月1日ビクターより発売のアルバム第二弾。 聴いてみて思い出しましたが、昔誰かにダビングしてもらって持ってました、これ。ひさびさに聴いた... [Read More]

コメント

いやーノリさんへの探究心、すごいですね。
実は、最近ビッグエッグライブのビデオをやっとこさ入手しました。
MCや寸劇は、現場にいた皆さんだけの宝物ということでしょうが、歌だけでも見応えありますね。
子供達がたくさん出てきて、タカさんやノリさんが楽しそうに歌ってるのや、「嵐のマッチョマン」の津軽三味線にはもう参りました。
ふたりとも、最後までよく声が出ているのにびっくりでした。
yoshikoさんは、見に行かれたんですか?

話は変わって、去年の日記記事ですみませんが、2005/3/26の「永遠の若手芸人」、感動しました。特にコントでのノリさんとタカさんの関係の分析は、すばらしいと思いました。

ファイアーさん>
そんなにお褒め頂いて・・・ありがとうございます。
もう本能で動いているので、自分でも気がついたら、こうなってるんですよね(^^ゞ
東京ドーム公演行きましたよ。
初めて行ったとんねるちゃんのコンサートでした。
当時はスピーカーも東京ドーム仕様なんてなかった時代ですから、後ろの席にいた私には、音が遅れる遅れる(笑)
でも、それよりも生で見られるという感動の方が勝ってましたけど。
ここ何年かKinKiのコンサートで東京ドームに行ってますが、音の遅れはかなり軽減されてます。
時代と技術の進化に感慨を覚えますね(苦笑)

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