日付変わって昨日（2月23日）の「した！」の「新・食わず嫌い王決定戦」は、対戦カードだけで保存版決定だった。
荻野目洋子VS伊藤淳史だなんて、「貧乏家の人々」でのなぜか『ダンシングヒーロー』を唄って踊ってしまう展開や、まだ何にもわからないチビノリダーが”あの”「おならじゃないのよ」を貴さんに言わされちゃったりするシーンなど、古くからのワンフーなら、記憶の底からあらゆる画像がよみがえってきそうな顔ぶれ。

とんねるちゃんも、いつも以上にご機嫌な感じがした。
憲さんには特にそんな印象を受けた。
なんか饒舌な感じだし、いつもニコニコしているけど、それ以上にずっと笑っていたような気がする。
私も、いつか伊藤くんと共演して欲しいと思ってたし、それがTV版「電車男」のヒットで実現するかと思いきや肩透かしをくらい、この時期の不意の実現（「西遊記」の宣伝だけど）だったので、ワクワク感がすごくあった。
リアルタイムで最初から最後まで「食わず嫌い」を見たのは、かなり久しぶりだったりする。(*1)

伊藤くんに関する憲さんの言動で思い出すのは、『木梨ガイド』に加藤あいさんがゲストで出演したとき(*2)、加藤さんの「（「海猿」に）チビノリダーの伊藤くんも出演している」という発言を受けた

「いい役者になったよね」(*3)

という発言。
その言い方が、すごく感慨深そうで、本当にそのとき「いつかどこかで共演しているのを見たい！」という想いが強くなった。
それが実現したのだから、見ている私も感慨深い。
懐かしい映像も流れて、妙にテンションが上がってしまったし。

でも、懐かしい、感慨深い、だけじゃ嫌なんだなぁ。
同窓会だなんて・・・いい思い出はたくさんあっても、思い出は思い出なんだもの。
今、こうやって、荻野目ちゃんも復帰して、チビノリダー・伊藤くんも子役から立派な役者さんに成長して、みんな現在も一線で活躍しているのに、思い出話だけじゃ、なんか寂しい。

「食わず嫌い」でも、伊藤くんがバイトしていた”バーミヤン”の厨房の火力の説明で、憲さんと伊藤くんが2人して「ボォーー」と同じ手振りで表現しているのを見て、トークだけじゃなくて、どこかで（媒体は何でもいいから）コントをやって欲しい、という新たな想いが強くなってしまった。

最後に罰ゲームで、「血と骨」の冒頭シーンの再現をやった後、「ニッ」と”チビノリダースマイル”をした伊藤くん。
当時、あの笑ったときに顔にできるシワの感じが憲さんと同じで、将来は憲さんに似た子に育つのかな・・・なんて思っていたけれど、そうでもなかったなぁ（笑）
でも、笑ったとき2人とも目が細くなるのは、今でも同じ。

時間って本当に流れるのが早いなぁ。ちょっと怖くなった。
だって、私も同じだけ歳を重ねてしまっているんだもの(^_^;)