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2005年7月 5日

●vol.55:いやーな感じ

幸せな日々を過ごした後は、決まって空虚感と何かわからない嫌な感覚が私を襲う。
それまでのワクワクとソワソワが、急にザワザワとモヤモヤに変わっていく。
たぶん、興奮と感動で、一斉にいろんな感情が吹き出して、それが楽しい感情だけでなくて、胸の中にある、それとは全然関係のない、黒い感情まで出てきてしまうのだと思う。

それとは別に、ここ1年近く、度々妙な感覚に襲われてしまっている。

急に床が抜けて、真逆さまに落ちていく感覚。眼下にはちゃんと地上にいる物とか人とかのイメージまであって、結構リアルに緊張してしまう。
例えば、ここ(自宅の私の部屋)は2階なのに、ビルの50階とかそれくらいの高さから落ちていく感覚に襲われることはしょっちゅうだ。
会社にいれば、私のオフィスは高層階にあるのだが、普通にデスクワークをしている最中に突然、私の意識は、そこから1階まで真逆さまに落ちていく。
一体、これは何なのだろう。

映画「ファンタスティポ」を見たとき、堂本剛演じるハイジが、いつも真逆さまに落ちていく夢を見てしまう、という設定を見つけて、なんとなく似ているな、と思った。
けれど、私とハイジが違うのは、ハイジは「このまま落ちても死ぬことはない」と思い、落ちること自体が怖いのではなく、落ちた先に何があるのかがわからなくて怖い、ということに対して、私は落ちること自体に恐怖を感じている、ということ。ハイジの夢は、心理学的(*1)には、何かが変わろうとしている暗示なのだそうだが、私の場合はどうなのだろう。

今も体中がムズムズする感覚に捕らわれながら、ブログを書いている。
そんなときに、ネットサーフィンしていたら、読みたくもない記事に遭遇してしまった。
ネットの便利さも十分経験したけど、見たくもないものまで見てしまって、ヘコむことがあるのもネットの持つ一面で。特に情報の面では。

早く夏休みになんないかな・・・実は、木曜から夏休み第1弾が待っているんだけど。
リフレッシュできますよーに。
*1:映画本編のDVDも出ますが・・・この心理学的分析は「プロローグ・オブ・ファンタスティポ」で見ることができます。

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