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2005年6月 4日

●vol.45:「壬生義士伝」を見た

livedoorぽすれんで借りたDVDを、気がつけば2週間も放置してしまっていた。
「返却期限無し」という魔の言葉にすっかりはまってたみたい。これでは月会費のモトがとれん。おそるべしホリエモン。このまま放置するのももったいないので、意を決して見ることにした。(そこまでして見なければいけないってことではないが)

「壬生義士伝」。
主演:中井貴一。日本アカデミー賞授賞式での佐藤浩市との友情の涙も記憶に新しい(*1)。チビノリダー伊藤淳史も出演。

時代は幕末、奥州の貧しい武士・吉村貫一郎(*2)が、家族の窮状を救うべく、脱藩して京に上り、新撰組に入隊。守銭奴と蔑まれても隊務に励み、家族に仕送りを続け、最後は「義」の為に身を捧げて・・・というストーリー。

原作も上下巻に分かれ、テレビ東京では10時間ドラマで扱った題材なだけに、2時間余でまとめるのはちょっと無理があったのか。貫一郎が仕事として人を斬る意味が、家族の為だったのか、最初から「義」の為だったのか、その心境がちょっとわかりにくい。
映像的に、侍姿の中井・佐藤の両氏、着物姿が美しい夏川結衣・中谷美紀がすごくいいだけに、もっとじっくり描いてくれたなら、もっともっと感動できたのにと思った。

それと、個人的に残念だったのが、NHKの「新選組」を先に見てしまっていて、沖田総司役の堺雅人さんは山南敬助に、肝心の斎藤一役の佐藤さんも芹沢鴨に見えて仕方ない。2人とも「新選組」のときと雰囲気同じなんだもの。
先入観なしに見てみたかった。

見たもの→  原作→上巻 下巻
*1:2003年度日本アカデミー賞。最優秀主演男優賞:中井貴一/最優秀助演男優賞:佐藤浩市。ちなみに、助演男優賞には、同作品で大野次郎衛門を演じた三宅裕司もノミネートされている。
*2:貧しく家族を養う下級武士というのは、架空の設定らしいが、モデルとなった実在の義士は、鳥羽伏見の戦いで戦死した嘉村権太郎とされる。「吉村貫一郎」なる義士のエピソードが書かれている最初の小説(?)は、昭和6年に刊行された、子母澤寛の「新撰組物語」らしい。

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